後悔しないための快適なキッチンをつくる考え方

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キッチンの使われ方は時代とともに変化します。

現代ではコンビニや惣菜などお手軽志向で食事をすますことで、キッチンの利用時間と頻度が少なくなっている家庭もあります。

しかし、食育ブームや自然食品のこだわりなど、「手作りすること」の重要性を認識している方が増えてきていることも事実です。

そういったご家庭ではキッチンを中心にホームパーティーを開いたり、キッチンという場所は日常的に長時間利用する場所となります。

生活スタイルはお施主様それぞれでどれが正解といったことはないのですが、やはり使い勝手を良くすることは最優先事項になると思います。

そこでキッチンの設計で注意すべきポイントをまとめてみました。

  1. 快適で衛生的な環境である
  2. 作業効率が良い
  3. 収納の充実

1つずつ見ていきましょう。

■快適で衛生的な環境である

キッチンはガスや電気といったエネルギーを最も利用する場所です。

そのため、排気や換気、排熱などの細かな配慮をする必要があります。

これを怠ると、空調とのバランスが悪くなったり、ニオイが部屋にこもったりと居心地が悪くなってしまいます。

また、生ごみが出る場所でもあるので、出来るだけゴミをためない設計、つまりゴミの搬出動線を上手く確保することがポイントになります。

搬出動線がうまく取れていないとゴミを出すのが億劫になり、どうしてもゴミが溜まりやすい傾向にあるため注意が必要です。

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■作業効率が良い

キッチンといえば調理作業をするところですが、他の家事の基点となる場所でもあります。

より便利で使いやすいキッチンを考えるには、調理だけでなくたくさんの家事を並行してできるような間取りや配置を考える必要があります。

キッチンから洗濯機置場や浴室が近いと掃除や洗濯といった家事がスムーズにできるため、ストレスの少ない家事動線ができます。

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■収納の充実

収納についてもキッチンならではの工夫が必要です。

キッチンは食品や調理器具、食器、日用品など多くのものを収納しますので、身体の動きを考えて取り出しやすくしまいやすい収納を作ることがポイントとなります。

最も収納しやすい高さは、身長の0.4~0.85倍の範囲で160センチの女性なら約65~135センチの範囲となります。

この範囲内の高さに普段よく使うものを収納するようにすると良いです。

普段あまり使わないものとよく使うものを事前に分けて収納計画をたてておくと、設計の際にもどれくらいの造り付け収納がどこに必要なのかを要望として伝えておくことができます。

これができているだけで後悔するような収納設計を避けることができるでしょう。

 

収納物に合わせた収納箇所・スタイルを選ぶ

キッチンにこだわる方が増えてきた背景から設備業界もどんどん新しく使い勝手の良い収納スタイルのものを開発しています。

だからといって闇雲に最新のものを取り入れれば良いというわけではなく、やはり収納物に応じた収納スタイルを考える必要があります。

収納物ごとにどんな収納スタイルが良いのか考えてみましょう。

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■食器

食器をしまう戸棚の扉は中が見えるようにガラスにすると何が入っているかわかりやすくおすすめです。

収納面のメリットだけでなく、単一的なデザインになりがちなキッチン空間のアクセントとしての演出も期待できます。

 

■食品

観音開きの奥行きのある収納を作り、扉の内側にポケットを設けます。

そこに缶詰や乾物などを保存できるようにすると使い勝手が良いです。

奥行きのある収納は何でも入って便利ですが、逆に取り出しにくくなるデメリットがあるのです。

扉にポケットを設けることで非常に出し入れと管理がしやすい収納スペースになります。

 

■調理器具

最もよく使う道具になりますので、キッチン下部の引出収納にしまうことが多いですね。

色々なサイズの調理器具がありますので、パーテーションを利用してフライパンなどは立てて収納できるとすっきりと納まります。

ホットプレートやジューサーなど大きな器具は使用頻度と重量を考えてキッチン背面に収納させたいので、それなりに奥行きのある収納スペースが必要です。

 

■コーヒーカップやワイングラス

インテリアに映えるようなものは見せる収納として目立つところ、つまり目線の高さにくるように収納すると良いです。

扉をガラス張りで中には照明を取り付けるなどすれば一気にお洒落なインテリアになります。

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いかがでしたでしょうか?

キッチンには実用面を優先するとともに、そこに少しアクセントをいれることでオリジナリティのある空間に仕上がります。

収納部分の扉の色を一部変えたり、または素材を変えたりと色々な方法であなただけのキッチン空間を創り上げましょう。

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